離乳食でアレルギーが出ることがあります。

これから離乳食の時期に入るというのであれば、あらかじめアレルギーについて知っておくと心強いですね。


目次
  •     離乳食でアレルギー症状①症状を覚える
  •     離乳食のアレルギー症状②アレルゲン
  •     離乳食のアレルギー症状③対策を覚えよう
  •     離乳食でアレルギー症状についてのまとめ


離乳食でアレルギー症状①症状を覚える

あれ!?ブツブツ赤い発疹が!

食事中~食後2時間以内に出るアレルギー症状を「即時型アレルギー」といいます。

この即時型アレルギーの70~80%が皮膚に出る蕁麻疹症状です。軽め症状から重篤な症状までさまざまです。

  • 口のまわり
  • 腕・膝の関節裏
  • 首の後ろ
  • 太もも
  • 手のひら・足の裏

粘膜の腫れや強い赤みが出たら要注意

次に多いのが、こちらも「即時型アレルギー」に属するのですが、全体の40~50%が粘膜の腫れの症状です。

  • 目の内側の柔らかい部分
  • まぶた
  • 頬の内側
  • くちびる
主に顔のさらに皮膚の薄い箇所にでるようです。



緊急を要する症状!アナフラキシーショック

一番気を付けないといけないのが、アナフィラキシーショックです。

血圧や心拍数に影響するので、命にかかわります。

  • 咳・激しい咳き込み
  • 呼吸困難
  • 意識の混濁
  • ひきつけ


離乳食のアレルギー症状②アレルゲン

食物アレルギーの原因になりやすい食品

乳幼児期の食物アレルギーの多くは、卵・乳製品・小麦です。

それ以外には
  • ナッツ類
  • ごま
  • そば
  • 山芋
  • 魚介類
  • ゼラチン
  • 大豆
  • ゼラチン
  • りんご
  • バナナ
  • キウイフルーツなどがあります。

三大アレルゲン

このようにたまご、乳製品、小麦は三大アレルゲンとして知られています。



離乳食のアレルギー症状③対策を覚えよう

調味料やトマトなどが原因で、口元だけが赤くなるときがありますが、食べ終わったら口元を清潔にするだけでおさまることもあります。

いつもと違い機嫌が悪い、嘔吐、発疹などが見られたらまずは受診を。

初めて口にした食材は医師に伝えましょう。

何か異変に気づいたらすぐに中断し、その時の食材を覚えておきましょう。

医師に相談する際にスムーズにいきます。



離乳食でアレルギー症状についてのまとめ

以上、離乳食によるアレルギーについて紹介しました。

アレルギーは大人になると治るものもありますので、見守ってあげましょう。