足の関節は体重がかかるので、日常的にも負担のかかる部分ですよね。

この部分が痛むときにはどんな病気が考えられるのでしょうか。


目次

  1.     足の関節の仕組みと痛みや病気:足の関節の仕組み
  2.     足の関節の仕組みと痛みや病気:足の関節の役割
  3.     足の関節の仕組みと痛みや病気:関節の痛みと原因
  4.     足の関節の仕組みと痛みや病気:考えられる病気は?
  5.     足の関節の仕組みと痛みや病気:まとめ

足の関節の仕組みと痛みや病気:足の関節の仕組み

足首というのは、実はたくさんの関節の組み合わせでできています。

底屈・背屈を基本に、内転と外転、回内と回外といった複数の動きが無意識のうちに組み合わさって、内返し・外返しという足の動きを形作ります。

体を刺させるために、複雑な構造をしているのですね。


さらに、関節だけではありません。

筋肉や靭帯も重要な働きをはたしています。

そのため、アキレス腱の断裂などは非常に重大な影響を及ぼすのです。



足の関節の仕組みと痛みや病気:足の関節の役割

人体には、全部で206個の骨があります。

そのうち、片方の足に28個(足根骨7 中足骨5 指骨14 種子骨2)、左右で56個あります。全体の1/4です。


足関節での運動において

距骨は非常に重要な役割を担っています。

まず足関節は底背屈、内・外返しに加え、足部の内外旋など多種多様な動きを担っており、

捻挫のように挫いたり、強い衝撃を受けた時などによる外傷・骨折などでの損傷が多いとされています。



足の関節の仕組みと痛みや病気:関節の痛みと原因

  • 膝がこわばって動かしにくい
  • 膝をある範囲以上曲げ伸ばしできない(関節の動く範囲がせまい・駆動域の制限)
  • 膝を動かした時にひっかかる感じがする
  • 膝に何かが挟まったように突然動かなくなることがある(ロッキング現象)

足首に異常が起きると、膝にも負担がかかりますので、早めに対処しないといけません。


  • 膝がぐらつく
  • 膝がズレる、外れる、抜けるといった感じがする
  • 膝に力が入らない
  • 歩行中に突然膝が「ストン、ガクン」と抜ける(ひざ折れ・ひざくずれ)


こちらの場合も同様です。

特に関節の問題はご高齢の方に多いため、周囲のご家族の方達が注意深く見守ることも大切になってきます。



足の関節の仕組みと痛みや病気:考えられる病気は?

「アキレス腱断裂」

受傷時には、「ふくらはぎをバットでたたかれた感じ」とか、「ボールが当たった感じ」などの衝撃を感じることが多く、「破裂したような音がした」など断裂した時の音を自覚することもあります。

倒れたりしゃがんだりしますが、すこしすると歩けるようになります。

しかし、それでもつま先立ちができないという特徴が残ります。


「足関節捻挫」

足関節(足首)捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って生じます。

足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)が損傷します。

外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり、腫れます。

また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。


「足関節果部骨折(脱臼骨折)」

骨折の状態や転位の程度により異なりますが、足関節部に痛みや腫れ、皮下出血、外反変形や内反変形などがみられます。

足を着いて歩行することは困難になります。


「距骨骨軟骨損傷」

足の関節をねん挫した時に生じることが多いです。

そのあとも痛みが持続し、スポーツの時に受傷することが多いです。



足の関節の仕組みと痛みや病気:まとめ

以上、足の関節の病気について紹介しました。

異常を感じたら、早めに病院へ行きましょう。