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よく胃腸の調子が良くないのに、病院に行っても問題がないという結果の方って多いですよね。

この胃腸の調子を少しでもよくするにはどうしたらいいのでしょうか。

その方法の一つに”胃腸を整えるツボを押す”というのがあります。

そこでここでは胃腸を整えるツボ5つを紹介していきたいと思います。

目次

  • 胃腸に効くツボはどこにあるの?
  • 胃腸に効くツボ ①命門(めいもん)
  • 胃腸に効くツボ ②天枢(てんすう)
  • 胃腸に効くツボ ③丹田(たんでん)
  • 胃腸に効くツボ ④中かん(ちゅうかん)
  • 胃腸に効くツボ ⑤合谷(こうごく)
  • 胃腸に効くツボ まとめ
胃腸に効くツボはどこにあるの?

上半身、下半身、手、足など、人間の体にはたくさんのツボが存在します。

その中でも胃腸に効くツボは主に上半身の胃腸周辺や手、足にあります。

効果もさまざまで、胃腸の調子を整えるツボであったり、痛みを緩和するツボであったりと、その時々に合わせてツボを刺激することで、今現在悩んでいる症状の改善を図ります。

胃腸に効くツボ ①命門(めいもん)

疲れをとり体調をととのえるツボです。

腰痛、冷え症、下痢などひろくカバーします。

位置や押し方

場所は、背中側にあり、おへその真裏に位置します。

背もたれのある椅子などに座った状態で、おへその真裏に手を入れます。

その時、手は握って「グー」の状態にしておくとツボを押しやすくなります。

その状態でゆっくりと後ろ側に体重をかけます。

背もたれと背中でグーを挟むイメージです。

あまり強く押し込むと痛みや腰に違和感を感じることもありますので、気持ち良い程度にしておきましょう。

効果

このツボの効果は、腰周辺の症状や疲労回復、冷え性や下痢の症状を改善します。

命門周辺は体を支える筋肉があり、常日頃使われている筋肉なので、疲労が蓄積されやすい箇所でもあります。

ツボを上手く刺激できない場合は、命門周辺の筋肉をマッサージするだけでも筋肉のコリを解して体の緊張を解せますので、試してみてはいかがでしょうか。

胃腸に効くツボ ②天枢(てんすう)

消化不良、慢性的な下痢、便秘にきくツボです。

位置や押し方

天枢はおへそから横に指3本分の位置にあり、左右2箇所あります。

天枢の位置に、人差し指、中指、薬指の3本を置いて、指の腹を使って優しく押します。

円を描くように揉み解すのも効果があります。

効果

腹痛を伴う下痢や便秘、胃の不調、体質的に腸が弱い場合に有効なツボです。

精神的な腹痛の際にも効果がありますので、不安感や緊張感による腹痛がある人におすすめです。

また、慢性的な下痢や便秘を繰り返している場合にも効果的です。

胃腸に効くツボ ③丹田(たんでん)

胃腸障害をはじめ、冷え症、生理痛など女性特有の症状にも効果があります。

位置や押し方

おへそから指4本分下の位置にあるのが丹田というツボです。

丹田は「関元(かんげん)」とも呼ばれています。

丹田の位置に両手の中指を当て、ゆっくりと呼吸をしながら押していきます。

あまり力は入れずに優しく押しましょう。

また、丹田周辺が冷えている場合はカイロなどで温めるのも有効です。

温めるものが無い場合には、掌を添えて温めるだけでも大丈夫です。

効果

このツボの効果は、ストレスなどによる胃腸の異常や生理不順、子宮筋腫の予防など婦人科系の症状にも効果があります。

ほかに、ガス溜まりによる腹部の張りなどの改善にも効果があります。

また、丹田は大腸の機能を整える働きのあるツボですので、ダイエットを行っている人にもおすすめです。

胃腸に効くツボ ④中かん(ちゅうかん)

中かんは、胃腸の働きを活発にし代謝アップに効果があるツボです。

位置や押し方

おへそから指4本分、真上に行ったところにあるのが中かんというツボです。

中かんはみぞおちに近い場所にあるので、あまり強く押し込むと不快感や痛みを感じることがありますので、弱めに押しましょう。

また、カイロやドライヤーで温めるだけでも十分効果が得られます。

効果

胃の症状全般に効果があるツボです。

胃もたれ、胃炎、胃の痛みのほか、お腹の張りなどにも効果があります。

胃腸全般の機能を増強したい時には中かんを押すとよいでしょう。

また、消化機能を整える効果もあるので、ダイエット中の人にもおすすめです。

胃腸に効くツボ ⑤合谷(こうごく)

全身にあるツボのうち、脳に刺激が伝わりやすいと言われているツボでもあります。

合谷は万能のツボとされていて、以下のような効果があると言われています。

  • 視力や眼病全般
  • 頭部の疾患全般
  • 首や肩のこりや不調
  • 精神的な症状
  • 大腸の調整
  • 痛み全般

位置や押し方

手の親指と人差し指の間にあるのが合谷というツボです。

親指と人差し指の間にある水かきの直ぐ下のあたりになります。

合谷は両手にあるので、両方共に同じように押すと良いでしょう。

押し方は、親指と人差し指で摘むように押します。

少し痛いと感じるくらいに押す方が効果的です。

効果

合谷は胃腸の調子を整えるだけでなく、頭痛やめまいなど、全身の血行を良くする効果があります。

目や鼻、歯など、首から上にある部分の痛みの緩和にも効果のあるツボです。

ほかに、ストレスによる肌荒れを改善するのにも役立ちます。

合谷は痛み全般に効果があるツボとして有名です。

体のどこかに痛みを感じた時は、合谷を押してみると良いでしょう。

胃腸に効くツボ まとめ

いかがでしたでしょうか。

胃腸を整える方法の一つであるツボ押しをここでは紹介しました。

胃腸が良くない状態が続いているという方はぜひ試してみてくださいね。