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日本でも、腕にタトゥーを入れている人は珍しくはありません。昔とは違い、ファッションの進化として捉える人も多くいます。しかし、「かっこいいから」と闇雲にタトゥーをしてしまうのはいけません。そこで、今回はタトゥーのメリットとデメリットをまとめていきます。


目次

1. タトゥーの由来と歴史
2. タトゥーを入れるための費用
3. タトゥーを入れるメリット・デメリット
4. タトゥーを除去するには?
5. まとめ




1. タトゥーの由来と歴史

「Tattoo」は日本語の入れ墨を意味し、1769年に登場した言葉です。由来は、ポリネシア語の「Tatau」だと言われます。
ヨーロッパ大陸にも存在はしていましたが、「旧約聖書」の中でタトゥーを禁止していたり、イスラム法典でも嫌われていたためかあまり人気はありませんでした。

意味的には、自分を魅力的に見せる他に、社会的ステータスや既婚のサインであったりします。また、宗教や呪術的な精神世界との関わりも見られます。




2. タトゥーを入れるための費用

タトゥーを入れるには、最低でも一万円は必要になります。
腕となると、デザインやサイズによって5万~10万ほどかかります。
さらに両腕となれば15万~20万円以上と費用がかかってきます。




3. タトゥーを入れるメリット・デメリット

・メリット

タトゥーをいれるメリットには美的感覚の自己満足があります。
やはりこの美的感覚の自己満足が大きいでしょう。


・デメリット

タトゥーを入れている場合のデメリットは多くあります。

まず、温泉やプールなどの公共施設には入れないことが多いですね。
これは、周りのお客さんに不快感を与えてしまう可能性があるからです。

次に、交際や結婚を相手の親から断られてしまうかもしれないということ。
親の世代に若者のファッションは受け入れられ難い部分もありますし、タトゥーが入っているとなれば、人間性を疑われてしまうかもしれません。

さらに、就職ができなかったり出世できないことがあるといいます。
一般社会の中で、タトゥーなんて言語道断というのが日本における捉え方です。隠して入社できても、もしバレてしまったら大変なことになるかもしれませんね。




4. タトゥーを除去するには?

タトゥーを除去する方法は、3つあります。

・レーザー除去
レーザーをタトゥー部分に照射し、高熱作用によってタトゥーの染料を燃焼させる方法です。この方法で行うと傷跡は残りませんが、複数回の治療が必要だったり、除去できるタトゥーが限られてしまっているのです。

・切除術
確実にタトゥーを除去する方法がこれです。タトゥーを皮膚ごと切り取って、周りの皮膚を縫い合わせる方法です。傷跡が残りますが、半年ほどで徐々に目立たなくなっていきます。

・植皮術

切除が難しいサイズの大きなタトゥーの場合に用いられる方法です。ヤケドの治療にも用いられる方法で、欠損してしまった部分に対して健康な部分から皮膚を移植する方法です。




5. まとめ

アメリカでは多くの人がタトゥーをいれていますよね。最近の日本でも、増えてきてはいます。ですがやはりメリットよりデメリットのほうが多いと思います。
「美的感覚の自己満足」「世間の目」このどちらをとるのか、しっかりと考えてみましょう。