睡眠は充分にとっているのに、なぜ眠気を感じるのでしょうか。

もしかするとその原因はストレスかもしれませんよ。

目次
  1. 眠気を感じるのはストレスが原因かも?!
  2. ストレスからくる眠気と逃避
  3. 頭痛と眠気が同時に起こるのは病気なの?!
  4. ストレスからくる眠気の解消法
  5. ストレスと眠気についてのまとめ

ストレスからくる眠気と逃避

ストレスを感じると、本能的にその場から逃避しようとして、眠気を感じるのです。

このようにストレスによって眠気に襲われることを『ストレス性睡眠発作』といいます。


ストレス性睡眠発作とは

いわゆる睡眠障害の一つ。

精神的なストレスが原因で発作的にねむけを感じます。

一例としては、人に囲まれたり、激しく怒られたりしたなどの緊張した時に、急に眠ってしまう事があります。



頭痛と眠気が同時に起こるのは病気なの?!

眠気と同時に頭痛を感じるようなら、それは病気かもしれません。

ナルコレプシー

ナルコレプシーは過眠症の一種で、日本人に最も多いと言われています。

ナルコレプシーとは、睡眠障害の1つです。

車の運転中などでも急激に眠くなるので、生活に支障をきたすことがあります。


原因はストレスの他、遺伝的な要因が関わっています。

1回の居眠りはおおよそ20分くらいで、目覚めたあとにすっきりするのが特徴です。

しかし、1〜2時間するとまた眠気がおそってきます。

普通なら眠気を催すはずのない試験中や面接中などの緊張した場面でも、急に眠気におそわれ眠ってしまう睡眠発作を起こすことがあります。 


うつ病

うつ病が原因で眠気を感じることがあります。

どちらかというと過眠よりも不眠のほうが多いのですが、珍しくはありません。


酸素不足

季節の変化などに、酸素の濃度が変化します。

その時、眠気や頭痛を感じることがあるのです。


ホルモンバランスの乱れ

女性では、ホルモンバランスの乱れが原因となることがあります。

月経によって体内のエストロゲンレベルが 変動すると、片頭痛が引き起こされます。

ほとんどの女性は月経時に片頭痛を発症し、 妊娠時にはそれが落ち着くという現象が見られます。

さらにプロゲステロンというホルモンが生理前に増加するのですが、このプロゲステロ ンは眠気を引き起こす作用があるのです。

月経の前に眠気が強くなるのはこれが原因であることが考えられます。

眠気の他、頭痛や下腹部の痛み、イライラなどの症状があらわれます。



睡眠障害に関して初診では
  • 心療内科
  • 精神科
  • 神経科
このいずれかを受診すると良いとされています。

また眠気以外に、気分が落ち込む・やる気が出ない・イライラする・・・などの症状がある場合は、心身ともに診てもらえる心療内科か、心の病気を診てもらえる精神科を受診してみてはいかがでしょうか?


ストレスからくる眠気の解消法

自分の方法でストレスを発散できれば良いのですが、

なかなかわからないときは以下のものを実践してみましょう。


大声を出す、大声で歌う

声を出すことはストレス発散になります。


ストレスになったことを紙に書く

実は書くだけでも発散になることがわかっています。

ストレスの元をとにかく書き殴った後に紙を破いたり、シュレッターにかけたりして「これで悩むのは終わり!」と区切りをつけるのもいいと思います。


思いきり泣いてみる

感情を我慢するのは精神衛生上よくありません。

感情は外に出してしまいましょう。


友人と食事やおしゃべりを楽しむ

食事やおしゃべりを人と楽しむのもおすすめです。

気の合う友人がいれば、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。



ストレスと眠気についてのまとめ

以上、ストレスと眠気について紹介しました。

うまくストレスに対処していきたいですね。